ADM488Z/ZC と R6450 データロガー Ver.1.00 1:プログラムの概要   本プログラムは、エムシーアイエンジニアリング(株)の、GPIB端末A/D   コンバータユニット「MUX488Z」または「MUX488ZC」とR6450   (アドバンテスト社製)を使った、データ収集プログラムです。   本プログラムには下記の種類があります。    EXCEL 版( Microsoft社 Excel 2000 を使用します )    VB5 版( Microsoft社 Visual Basic Version 5.0 を使用します )   パソコンにインストールするGPIB I/Fは下記の各社の製品を使用できます。    ヤマトエレクトロニクス社製 GPIB PCI33    ナショナルインスツルメンツ社製 「NI-488.2ソフトウェア」が使える製品    ラトックシステム社製 REX5052   VB5版    mux488ym.vbp とその構成ファイル ヤマトエレクトロニクス社製に対応    mux488ni.vbp とその構成ファイル ナショナルインスツルメンツ社製に対応    mux488rx.vbp とその構成ファイル ラトックシステム社製に対応   EXCEL版    mux488ym.xls ヤマトエレクトロニクス社製に対応    mux488ni.xls ナショナルインスツルメンツ社製に対応    mux488rx.xls ラトックシステム社製に対応 2:システムの構成、その条件   パソコン:Microsoft社 Windows 95/98(日本語版)、        上記のGPIB I/Fのいずれか、        Microsoft社 Excel 2000 または Visual Basic Version 5.0 のいずれか、        の3点がインストールされている必要があります。   マルチプレクサ:エムシーアイエンジニアリング社の「MUX−488Z」、           または「MUX−488ZC」のいずれかが必要です。   デジタルマルチメータ:アドバンテスト社製R6450が必要です。   GPIBケーブル:パソコンと各機器を接続するために必要です。   被測定対象:被測定信号をマルチプレクサを経由して、マルチメータに接続してください。         最大16信号まで接続できます。 3:使い方   1:本プログラムを起動してします。     VB5版の場合は、mux488xx.VBP をダブルクリックするか、     Visual Basic 5.0 を起動後、既存のファイルとして、mux488xx.VBPを     開き、実行します。     EXCEL版の場合は、mux488xx.XLS をダブルクリックするか、     Microsoft Excel 2000 を起動後、ファイルメニューから mux488xx.XLSを     開き、「ツール」->「マクロ」->「mux488ZCデータ取込」を実行します。   2:基本的な設定を行います。     パソコンのGPIBカードとMUX−488ZまたはMUX−488ZCとR6450     のGPIBアドレスを選択決定します。(MUX−488Z/ZCのアドレスは     ボード上のDIPSWで設定されているアドレスと同じにします。)     マルチメータのファンクションとレンジを選択します。     取込CHを選択します。被測定信号が接続されている、MUX−488Z/ZC     の入力(最大16CH)チャンネルに該当する「CHnn」をチェックします。   3:取込条件を決めます。     「取込間隔(秒)」と「取込回数」を決めて入力します。     入力できる範囲は、それぞれ、3桁までの数字です。   4:実際にデータ取込を行います     [取込開始ボタン]をクリックすると開始されます。     1回の取込で、指定した取込CH全部のデータを表に書き込みます。     「取込間隔(秒)」ごとに、取込を行います。取込の数が「取込回数」に     達すると終了します。   5:データ処理     EXCEL版の場合は、マクロを終了させてからEXCELの機能を使って     グラフ化など処理を行ってください。     VB5版の場合は、データの保存を行ってから本プログラムを終了させて     ください。保存したデータはCSV形式のファイルですから、ロータス     1−2−3などのCSVファイルを扱える表計算ソフトなどで適切に     処理してください。 4:著作権と免責について   1:本プログラムの著作権はエムシーアイエンジニアリング(株)が保有することに     します。     MUX−488Z/ZCのユーザーが、本プログラムを使い易く改良することを     お勧めします。その場合はプログラム名、ファイル名を変えてください。     (弊社において、ユーザー専用に改良することを承っております。)   2:本プログラムを使用した上で、ユーザーに被害・損害があった場合、その原因が     本プログラムに有っても、弁償はご容赦願います。 5:お願い   もし、本プログラムの動作不良などがありましたら、ご一報ください。   改良できるところは修正して、再提供いたします。    連絡先 E-mail : tec@mci-eng.co.jp 担当 : 鶴野                      エムシーアイエンジニアリング株式会社                      住 所 :東京都調布市布田1−44−3                      TEL:0424−87−9564                      FAX:0424−82−9138