リレー接点出力 |
RLY−216RS
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RS232C I/F リレーユニット |
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□概要と特長 |
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本機はRS232Cインターフェースを持ったミニパワーリレーユニットです。
16点のリレー接点出力、8ビットのステータス入力を装備しています。
ホストコンピュータからRS232Cを通して、16個のリレーをON/OFF制御したり、端末側のステータス入力を監視できます。
接点出力はメーク/ブレーク接点をユーザー側で選択することができます。
リレーの動作状態をモニタするためのLEDが正面パネルに実装配置されています。(左の写真を参照)
ボーレートなどの通信パラメータは背面のディップスイッチで選択設定することができます。
RLY−216RSは、電源も内蔵されていますのでAC100Vで動作します。
RS232Cコネクタは背面にDsub9ピンが配置されていて、パソコンとはクロスケーブルで接続します。
姉妹機としてGPIBによるリレーユニット「RLY−716GP」も用意されています。 |
□特長 |
□内部ブロック図 |
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◇ リレーの制御(出力)、本機の動作状態やステータス入 力の読み込みなどの操作をASCII文字列のコマンド で行うことができます。 |
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◇ 制御はビット単位、バイト単位、ワード単位での制御(出力)を行うことができます。 |
◇ あらかじめバッファメモリに制御データを記憶させておいてトリガコマンドにより一定間隔(10m秒単位)で制御したり、繰り返し制御したりするバッファリング機能もあります。 |
◇ リレー接点はコモンとノーマルオープンまたはノーマルクローズが各リレーごとに個別に出力されています。ノーマルオープン/ノーマルクローズは内部のジャンパ設定で選択設定します。 |
★ 遠隔制御/監視
パソコンやシーケンサから離れた場所で機器の制御を行うシステムに適しています。(最長目安200m) |
★ パソコンの拡張
拡張スロットの無いノート型PC、拡張スロットの少ないデスクトップPCなどでCOMポートが有れば使用できます。 |
★ アイソレーション
出力はメカニカルリレー接点が全て独立しているため、制御対象物とパソコンなどを絶縁することができます。 |
★ マルチプレクサ
出力リレー接点を外部で組み合わせてマルチプレクサを組むことができます。 |
□主な仕様 |
シリアルI/F |
ボーレート |
300,600,1200,2400,4800,9600,19200(bps) |
パリティ |
なし、奇数、偶数(DIPSWで選択) |
ストップビット |
1ビット、2ビット(DIPSWで選択) |
データ長 |
8ビット(変更不可) |
使用信号 |
送信(TxD)、受信(RxD) |
接点出力 |
無電圧接点数 |
16点(メーク/ブレーク選択可) |
最大引加電圧 |
AC120VまたはDC110V |
最大通電電流 |
1A |
最大負荷 |
50VA(AC)/60W(DC) |
消費電力 |
AC100V±15% 22VA以下 |
使用環境 |
0℃〜45℃(結露しないこと) |
外形寸法 |
210Wx187Lx38H(mm)(但し、コネクタなどの突き出し部を含みません) |
□RLY−216RSには以下のオプション品が用意されています |
本体価格 |
税込価格 |
50芯フラットケーブル端子台変換ターミナルユニット
(両端コネクタ付50芯フラットケーブル20cm付属) |
TRM−450Z(オープンフレーム) |
\13,000 |
\13,650 |
TRM−450ZC(ケース入り) |
\22,000 |
\23,100 |
コネクタ付きケーブル(片端 FAS-50-17 (山一)他端
バラ) |
FC50F-10A(長さ1m) |
\3,200 |
\3,360 |
FC50F-20A(長さ2m) |
\4,200 |
\4,410 |
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