12ビットD/Aコンバータ |
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DAM−202RS
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RS232C I/F D/Aコンバータ
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□概要と特長 |
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本機はRS232Cインターフェースを持った12ビット2chD/Aコンバータです。
その他、8ビットの入力ポート、8ビットのステータス入力も装備しています。
ホストコンピュータからRS232Cを通して、電圧を出力したり、端末側入力ピンに接続された機器(ユーザー回路)の信号を読取り監視できます。
D/Aの出力電圧範囲は内部のボード上のジャンパ設定により6種(0〜10V、0V〜5V、±10V、±5V、−10V〜0V、−5V〜0V)の中から選択設定できます。
ボーレートなどの通信パラメータは背面のディップスイッチで選択設定することができます。
DAM−202RSは電源を内蔵したケースに組み込まれていますのでAC100Vで動作します。(左の写真を参照)
RS232Cコネクタは背面にDsub9ピンが配置されていて、パソコンとはクロスケーブルで接続します。
オプションとして、Microsoft社の表計算ソフトExcel2000から任意電圧データを本機に出力することによる波形発生ソフト「WAV−202RS」が用意されています。
姉妹機としてGPIBによるD/Aユニット「DAM−702GP」も用意されています。 |
□特長 |
□内部ブロック図 |
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◇ 電圧出力の制御、入力ポートの入力、本機の動作状態やステータス入力の読み込みなどの操作をASCII文字列のコマンドで行うことができます。 |
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◇ 256Kデータの大容量バッファメモリを搭載しているので、あらかじめバッファメモリにD/Aデータを転送してから、一定間隔・繰り返し電圧波形を出力することができます。 |
◇ ビット単位、バイト単位の入力コマンド、バッファリング機能などもあります。 |
★ 遠隔制御/監視
パソコンやシーケンサから離れた場所で機器の制御を行うシステムに適しています。(最長目安200m) |
★ パソコンの拡張
拡張スロットの無いノート型PC、拡張スロットの少ないデスクトップPCなどでCOMポートが有れば使用できます。 |
★ 任意波形発生器
本機に内蔵されてるバッファメモリに任意の電圧波形データを記憶させ、繰り返し出力させることができます。 |
□主な仕様 |
シリアルI/F |
ボーレート |
300,600,1200,2400,4800,9600,19200(bps) |
パリティ |
なし、奇数、偶数(DIPSWで選択) |
ストップビット |
1ビット、2ビット(DIPSWで選択) |
データ長 |
8ビット(変更不可) |
使用信号 |
送信(TxD)、受信(RxD) |
D/A出力 |
チャンネル数 |
2チャンネル |
分解能 |
12ビット |
出力電圧 |
0〜+5V、0〜+10V、±5V、±10V、0〜−5V、0〜−10V |
出力電流 |
±3mA |
消費電力 |
AC100V±15% 22VA以下 |
使用環境 |
0℃〜45℃(結露しないこと) |
外形寸法 |
210Wx187Lx38H(mm)(但し、コネクタなどの突き出し部を含みません) |
□DAM−202RSには以下のオプション品が用意されています |
本体価格 |
税込価格 |
40芯フラットケーブル端子台変換ターミナルユニット
(両端コネクタ付40芯フラットケーブル20cm付属) |
TRM−440Z(オープンフレーム) |
\12,000 |
\12,600 |
TRM−440ZC(ケース入り) |
\21,000 |
\22,050 |
コネクタ付きケーブル(片端 FAS-40-17 (山一)他端
バラ) |
FC40F-10A(長さ1m) |
\2,800 |
\2,940 |
FC40F-20A(長さ2m) |
\3,700 |
\3,885 |
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